生産について
個体数がたいへん少なく、絶滅が危ぶまれている和種馬。戦場を疾走し、いにしえの昔より日本人の歴史を支えてきた和種馬を終わりにしたくない。和種馬の常用馬としての特性を生かした繁殖・生産を行い、その有用性を広め、活用を促進することで和種馬の生き残りを図っています。
馬と乗り手の育成について
速い馬、穏やかな馬、スタミナ豊富な馬・・・騎乗技術に応じ、段階的に楽しく練習できるよう、いろんなタイプの馬を育成するよう心掛けています。
また、乗り手を育成するために和式馬術や流鏑馬の講習会を定期的に開催しています。
小さな馬のサムライ馬術
和種馬を一番活かす事ができる乗り方は、数百年に渡り築き上げられた「和式馬術」しかありません。それを用いるからこそスポーツ流鏑馬や馬上武芸の独自性が成り立ちます。しかし、それが途絶えてしまった今、和種馬の復興と共に、現代に生きる和種馬の体格と現代に生きる日本人の体格に合った、和式馬術の新たな定義を目指しています。
スポーツ流鏑馬 ホースセラピー 馬学校
和種馬はただ生産して数を増やすだけでは、和種馬保存の遂行にはいたりません。和種馬の存在を後世に残していくためには、人が暮らす社会の中で生きていく理由を作っていく必要があります。当法人が開催している取り組みや、各牧場での取り組みの支援を通じて、和種馬を活用する場を広げています。
古来の馬・騎乗法・馬具の再現
過去の文献や、現代に残る技術を基に、日本独自の騎乗法としての「和式馬術」を確立する活動を行っています。和種馬、和式馬具、そして和式馬術を活用することで、かつて日本人が和種馬と共に生活をしていた時代の史実を検証しています。
和種馬と共に働きたいという強い意志を持った方を、加盟牧場と繋げ、和種馬の保存と活用の道を後世に託していきます。また働き手による研修会などを開催する事によって、加盟牧場同士の連携を深めていきたいと考えています。
他の和種馬に関わる団体や人、あるいは海外においても、在来馬の保存と活用に取り組む団体や人との繋がりを持ち、ともに在来馬の活躍の場を広げていく活動を行っています。
Nihon washu uma bunka kenkyu kyokai
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