和式馬術を支える道具たち
日本人の体形に合わせ、可能な限り馬の中心に乗り手の重心を集めるように構成された鞍。和鞍を用いて、立ち透かしを行うことで馬の能力を最大限引き出すことができます。
木製で、前橋、後橋、居木2枚の計4枚のパーツで構成されており、紐で接続されています。緩衝材として木付、肌付という厚みがあるパーツを挟み、革製の太い鐙皮(力革)がついています。和鞍は乗って正しく使う事によって、馬の負担を軽減し、自在に馬を操ることができます。
「舌長鐙」ともいわれます。西洋の鐙と異なり、足全体で踏むことにより体重を鐙の狙った位置に落とし、上手く乗馬に利用することができます。和鞍の力革に装着します。
細い一本の棒状で、馬の口を緩い状態にしておく。西洋の銜と異なり、銜受けをさせず、手を高く持つことで馬の頭頸を高い位置で一定化し、馬を操ります。
手綱は正式には晒(さらし)を使います。強く張らずに、肘から軽く引くことで馬に扶助を伝えます。引き手綱、押し手綱というような概念はなく、重心の移動と口への細かい扶助で以て左右をコントロールします。
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